A1-06 ゲストセッション30分 TRACK A
DAY1 11.27 Fri 15:00 - 15:30
同じAIでも、勝敗は「データを流し続ける力」で決まる ― 長篠の兵站から読む、デジタル産業革命「第4四半期」の情シス論 ―
登壇概要
同じAIを使っているのに、なぜ差がつくのか。 「AIを何に使えるか」の議論は、たいてい、データを持たない場所で行われています。人事・会計・営業・顧客——企業のデータの大半は情シスが管理する仕組みの中にあり、その形式と更新頻度を決めているのも情シスです。 かつて、長篠の戦いの勝敗を決めたのは鉄砲の三段撃ちではありません。鉄砲は武田も持っていました。誰でも買えたのです。差がついたのは、硝石を確保し、堺に量産させ、撃ち続けられる補給線を築いた側でした。 生成AIも同じ構造にあります。一度のPoCではなく、データが流れ続けることが競争優位を生む。デジタル産業革命の第4四半期に、運用を握るエンジニアが作戦を立てる側に回る理由を論じます。
和泉 憲明
株式会社AIST Solutions
Vice CTO
登壇者プロフィール
平成8年12月 静岡大学情報学部 助手、平成14年4月 産業技術総合研究所(産総研)・研究員、上級主任研究員などを経て平成29年8月より経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 企画官、令和2年7月より商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室長、令和6年7月より現職。現在、デジタル庁・シニアエキスパートを兼務。博士(工学)(慶應義塾大学)。